
プロフィール
テリー 髙橋 Terri Takahashi
スピリチュアリスト ミディアム/Spiritualist Medium
-
英国Spiritualists' National Union(SNU)正会員
-
SNU公認 (CSNU) Certificate Holder of The Spiritualists' National Union
-
SNU認定スピリチュアル ヒーリングミディアム/SNU Certified Spiritual Healing Medium
-
CoE認定 スピリチュアル ライフコーチ/CoE Accredited Spiritual Life Coach
1958 (S.33) 年 大阪生まれ。牡羊座・AB型。
母方の家系には代々、霊的な能力に恵まれた女性が多く、私自身も幼少期から“見えない世界”を自然に感じ取る感受性の高い子どもでした。
1976年、高校卒業と同時に単身でカナダへ移住。学業、仕事、結婚、起業と、さまざまな経験を積みながら暮らしていましたが、30歳を過ぎた頃、日本にいる母が癌と診断されました。遠く離れていることから十分な看病ができず、もどかしさを抱える中でヒーリングを学び、母に遠隔ヒーリングを送り続けるようになりました。
その実践を通じて、エネルギーに対する感受性がさらに高まり、同時に霊的な成長も著しく進んでいるのを実感しました。しかし2001年、母は旅立ちました。深い喪失感に沈む中、ある霊的な出来事を通じて、母と再会するというかけがえのない体験を得たのです。
この体験から、「死は終わりではない」と確信し、ミディアムシップの必要性とその尊さを深く認識しました。そして、ミディアムとして生きることを自らの使命と定め、本格的な活動を開始しました。
2011年、カナダから帰国。今度は父の介護と看取りを経験しました。この出来事もまた、魂の旅路における大きな学びであったと、今は深く感じています。
現在は兵庫県西宮市を拠点に、英国スピリチュアリスト・ナショナル・ユニオン(SNU)正規会員として、同協会の教育機関「アーサー・フィンドレー・カレッジ(AFC)」にて研鑽を重ねながら、ミディアムおよびスピリチュアルヒーラーとして活動を続けています。
I have been trained and certified at The Arthur Findlay Spiritual College, Stansted England.

ミディアムとは?
ミディアムとは、霊界とこの世をつなぐ「仲介者(霊媒)」のことを指します。
一般的にイメージされがちな“占い”や“予言”とは異なり、ミディアムのリーディングは未来を予測したり、人生を判断したりするものではありません。
ミディアムは、霊視・霊聴・霊感などの霊的感覚を通じて、霊界の故人や指導霊とコンタクトを取り、そのメッセージを受け取ってお伝えします。また、スピリチュアルヒーリング(霊的エネルギーの伝達)を通じて、心身への癒しを届けることもあります。
すべては神の叡智と愛に基づき、霊界と協働しながら、この世に生きる人々に癒しと安らぎ、そして希望を届ける役割を担っています。
🌿🌿🌿
スピリチュアリストとは?
日本では「スピリチュアリスト=霊能者」あるいは「超能力者」といった誤解が少なくないようですが、それは正しい理解ではありません。
スピリチュアリストとは、近代スピリチュアリズムの哲学と原理を正しく理解し、その教えに基づいた生き方を選び、実践している人を指します。
スピリチュアリストだからといって必ずしも霊的な能力があるとは限りませんし、ミディアムである必要もありません。大切なのは、霊的真理に基づいて人生を歩む姿勢と、魂の成長を目指す心です。
The Seven Principles of Spiritualism
スピリチュアリズム七大綱領
-
The Fatherhood of God. 神は全ての根源である。
-
The Brotherhood of Man. 人類は皆同胞である。
-
The Communion of Spirits and the Ministry of Angels. 霊界と地上界は霊的に交わっており、人類は天使の支配を受ける。
-
The Continuous Existence of the Human Soul. 人間の魂は死後も存続する。
-
Personal Responsibility. 我々には自由意志とそれに伴う責任がある。
-
Compensation and Retribution Hereafter for all the Good and Evil Deeds done on Earth. 善悪にかかわらず全ての行いには相応の報いが生じる。
-
Eternal Progress Open to Every Human Soul. 人類のいかなる魂にも永遠の進化の道が開かれている。
近代スピリチュアリズムの歴史
英国におけるスピリチュアリズムの歴史は、19世紀半ばにまで遡ります。そのきっかけとなったのは、1848年3月、アメリカ・ニューヨーク州の寒村ハイズヴィルで起こった出来事でした。
この村に転居して間もなかったフォックス一家のもとで、ポルターガイスト現象(物音や物の移動などの心霊現象)が頻発。その現象の背景には、霊的存在とのコンタクトがあったことが明らかとなり、これが世界初の公開的な「霊との交信記録」として注目を集めました。
この出来事を契機に、スピリチュアリズムの思想はアメリカから英国へと渡り、多くの知識人・研究者たちが霊界の存在に関心を寄せるようになります。
中には、当時の英国首相アーサー・バルフォアや、小説『シャーロック・ホームズ』の作者アーサー・コナン・ドイルなど、名だたる学者や科学者も加わり、本格的な心霊研究が始まりました。
興味深いことに、これらの研究の多くは「死後の世界など存在しない」ということを証明する目的で行われていたとも言われています。
しかし、調査と検証を重ねれば重ねるほど、霊界の存在や魂の永続性は否定できない事実として浮かび上がっていきました。
このような背景のもと、近代スピリチュアリズムは英国にしっかりと根付き、体系的な思想・哲学として発展していったのです。もちろん、当時活躍したミディアムたちの存在と貢献も、その流れにおいて欠かすことのできない重要な要素でした。